電験三種の問題は、枯渇している。
電験三種の過去問題を分析してつくづく思うのが、電験三種の問題は、枯渇しているようです。毎年、過去問題の類似問題が出題されます。これは、やむおえない事情もあります。
電験三種の試験に出題できる問題は、次の条件があります。
1、高校で勉強する範囲の出題であること。
2、1問が、4分以内で解答できること。
3、唯一無二の解答が必ずあること。
4、現実にあり得る電気現象であること。
5、電験三種の業務範囲であること。
この条件を満たすには、出題範囲が限定されます。例えば、三相負荷であれば、平衡負荷がほとんどです。電圧でいえば、低圧と高圧の範囲がほとんどです。電気機器や装置なども電験三種が担当する範囲です。
こう考えてみると、ポイントを押さえれば、電験三種は、対処しやすい試験と言えます。